長女と次女。こんなに性格が違うのはなぜ?と思うことがあり、そのことを書きます。

よく「同じように育てたつもりなのに…」というコメントを聞きます。

いいえ、私は明らかに、長女と次女の育て方が違いました。

長女の子育ては、親も初めてで、石橋をたたきまくって、時に彼女より前を歩いて導くようなイメージ。

中学校の友達に誘われて、初めて「池袋に行きたい」と言ったときは、ついていきましたよ(笑)

初めて彼ができたと分かったとき、彼女に思春期の男子には気を付けてほしい、という言葉をどのように伝えようか、紙に書き、音読をして練習したこともありました。練習しながら、なんか複雑な気分になって泣けてきたことを覚えています。

長女が出る学芸会、合唱祭、中高での吹奏楽部の演奏も、もう感動で! 保育園~小学校までは行くたびに号泣してしまい、同級生の中でかなり有名になっていたとか。中高はさすがに泣くのを我慢しましたが・・・。あぁ、こうやって書いている間も、なんか泣けてきてます(笑)

次女は、といえば THE 放任! です。 

赤ちゃんのころから、その存在を思わず忘れてしまうくらい。 目の前で長女が遊んでいるのを見ながら、ママ友との話が弾んで、振り向いたらベビーチェアに座ってこちらをじーっと観察している彼女がいて、「あ、次女がいた。」と思うことが何度もありました。

今、二人は高校生です。 長女とはあまり話をせず、次女とはよく話をします。

一般的に言えば、長女とは仲が悪く、次女とは仲良しです。

これでいいのかなぁ?と思うこともありますが、 長女は、私が必要になったときに戻ってくると感じています。

仲が悪くなった原因もハッキリしているし。戻るタイミングは、長女が決めるでしょう。

長女の子育ては、元夫との葛藤でもあったから、こうなってしまったのかな?とも思いますが、彼女の育児日誌読むと、とてもよく自分自身の感情を書いていて「あぁ、あの頃は余裕がなくて空回りしていた。」と思います。

空回りを指摘され、もっと頑張らないと!と思い、それがプレッシャーになって、自分を責め、長女が可愛くなくなる。。。自分が我慢すれば、それが一番なんだ。と勘違いしていたのです。

もっと、主張すればよかったなぁ~。 と、つくづく思います。

次女は、生まれた時から、とにかくカワイイ~ばかりで、育児日誌はほとんどかけていません(笑)次女なのに、孫みたいな感覚かな。

長女には、厳しかったです。 彼女が主張した場合は、とことん議論し、なかば「どこまで私の言う事を聞くか」と試していました。その間に、長女は主張をあきらめ、交渉することをしなくなりました。「どうせ私のいう事は通らないでしょ。」と。

次女には、甘やかす…というより、彼女のいう事を尊重する姿勢が多いです。なんせ、彼女は交渉がうまいし、自分がやりたいことを上手く主張します。 ケチな元夫から、おこづかい以上のお金をもらってくるのは、神業ですよ。

長女は、将来やりたいことがはっきりしていて、それに向かって勉強しています。優秀です。

次女は、将来やりたいことが分からなくて、成績も「え?ホントに大学行きたいの?」というくらい 非優秀です。

不思議なのは、長女はやってもやっても、「もっと頑張らないとっ!」というのに、次女は「私すごいよねー。よくできてる」というのです。この差は?!

優秀で自己肯定感が低いのと、 非優秀で自己肯定感が高いのは、どっちがいいのでしょうね?

どっちでもいいし、どっちがいいと思うかは本人次第ですね。 長女は「勉学」が彼女を助けるでしょうし、次女は「性格」が彼女を助けるでしょう。

母として、二人ともに対して、あまり心配はしていません。 本人たちの人生ですから、本人たちが切り開くと信じています。 私も、私自身の人生を切り開かないとっ!

Tags:

No responses yet

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

アーカイブ