私のもとに新しい人が入ってきて、教育中です。彼女を見ていると過去の自分を見ているよう。そのことを書きました。

とてもやる気がある彼女。

実は、同じチームの別の仕事をしていたけれど、そのチームのリーダーが厳しすぎて退職する一歩手前まで来たところを、上司の采配で私のところに来ました。上司は、私に「育ててほしい」と。

彼女は私がいる会社に入社して1年。私はチーム全体の女子のことを気にかけているので、だいぶん前から「リーダーと馬が合わない」「厳しすぎる」という話は、彼女自身から直接聞いていました。

先週、彼女と対面で仕事をする場面が多く、やる気はあるけれど、文句も多いことが分かりました。

正直、そんなに文句があるのだったら、退職したら? と感じてしまうくらい。私の周りは、同じ方向を向いて同じスピード感で仕事をしている人ばかりだったので、久々に

あぁ、足を引っ張られる

という感覚に陥りました。

しかし、「じゃ、やめたら?」と面と向かって言えない。上手に指導しないといけません。 「自分自身に試されてる」って感じがしました。

そこで、彼女の文句を分析してみました。

前のリーダーは厳しすぎたけど、尊敬している

本当は、完全在宅が大好きで、会社にも出張にも来たくない、でも、仕事だからやります

メンバーから仕事の失敗を指摘される、私がすべて悪いから

プライベートの話も、だいたい落ち着くところは「私が全部悪いから」なのです。

あれ? これって、離婚する昨年まで、私が放っていた気持ちかも。。。と気づきました。

さらに、3年前までは、かわいそがられたい自分がいて、人から「大丈夫だよ。」「悪くないよ」って言われることに気持ちのよさを感じていました。

まったく気づいていなかったのですが、潜在意識を活用したコーチングを始めて、かわいそがられたい自分に気づいたのです。

先週、彼女の話をずっと聞いていて、正直、気分が悪くなる自分がいて、一刻も早く彼女から離れたい。。。とまで思ってしまった私。でも彼女は、私のことを慕ってくれているので、最後 まで(仕事が終わり電車に乗っても)一緒でした(汗)

あぁ、慰められたいんだなぁ。

かつての私もそうだったんだなぁ。。。今は違うな。 そっか、自分が成長してるからだ! と、さらに気が付きました。

彼女が私のところに来たことによって、さらなる成長を迫られている、と感じています。 私、仕事では、それなりに厳しいです。 しかし、それを明確にハッキリを言うのが苦手です。

同じ方向を向いて、同じスピード感で仕事が一緒にできるよう、彼女を上手に育てるのが、今の私のミッション。

コーチングの仕事も、クライアントさんと同じ方向を向いて、クライアントさんの気持ちを押してあげる、そして、クライアントさんの気づきによって現実が変化するので、共通している部分がありますね。

人を育てることは、自分の成長にもなる、彼女と過ごした先週は、過去の気づきと現在の事象、そして未来の展望まで見えた時間がありました。

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