新緑の季節 

最近、私の元に入ってきた20代の仕事がキライな彼女について続編です。彼女はいろいろ気づかせてくれるので、面白いな。。。と思ったことを書きます。

先週1日だけ会社で一緒になり、彼女に仕事を教えていました。まだ、お客様に返すメールも改善が必要で、そこも指導です。指導をすんなり受け入れてくれないのが、彼女のこだわりというか…頑固なところというか。

彼女と話をしていると、私の考えを改めないといけなのかな?と、感じることもあり、いやいや、違うよ。仕事とはこういうものだし、この会社のやり方、このチームのやり方、このポジションのやり方があるよね。と、彼女への葛藤もさることながら、自分への葛藤が出てきていました。

昨日は、朝から、コーチ仲間とセッション練習をしていました。今の私にとっての葛藤は、彼女です。

とにかく、彼女に対する違和感をなくしたい、彼女や自分自身へ抱いている「気にしている」感情がスムーズになってほしい。と感じながら、セッション練習に臨みました。

最初は、振り回されたくない、落ち着いていたいという感覚が出ていました。

ところが、セッションを進めていくうちに全く違うことに気づいたのです。

彼女が来たことで、私は仕事に対して、今まで以上に熱意をもって取り組めている、と。

例えば、クレームが来る。今までだったら、私も嫌だな、と感じていたのですが、私が感じる一番最初の印象を彼女が語ってくれるのです。 

彼女は言います。「嫌だな、怖いな、面倒くさいな」

そこで私は考えます。彼女と同じでは教育にならん、と。だからこう答えるのです。

クレームを訴えてくるお客様は、私たちに期待している裏側だと思うの(実際にそうなのです!)だから質問に対して、真摯に的確に、分かりやすく答えないとね。

私たちが対応するのは10人もいないけど、営業担当の方は、何十人(何百人?)っていう、細かいことを言ってくるお客様を、相手にしているから、ほんとに尊敬だよね。

新しいことを始めるときって、お客様もそうだし、チームメンバーもみんな不安だよ。それを口に出すか、出さないかは、その人の自由だけど、チームメンバーは、不安を払しょくするくらい仕事に取り組んでいるんだよね。

そして、彼女が入ってきたことで、やる気のある契約社員を、どうやったら社員にできるだろうか、と今まで以上に真剣に考えるようになりました。

今までは、どちらかというと私のヘルプをお願いすることが多かった彼女は、トライリンガルで、とにかく優秀。仕事を先回りして完結し、仕事への熱意もあり、ステキな女性です。仕事の効率もよく、ON/OFFがはっきりしてしていて、私自身、彼女を見習いたいと思っています。

先週も、効率よくテキパキ仕事をこなす彼女に「社員になりたいんだよね? 一緒に頑張ろう。」と声をかけました。素直に「はいっ、頑張りますっ!」と返答するところが、また、素晴らしいのです。

やる気のない社員と、やる気がある契約社員。やっぱり、やる気があって優秀な人に活躍してもらいたいです。少数精鋭でやっている仕事で、各人がシッカリそのポジションを固めたうえで、さらに仕事をしないと成立しません。

この仕事、なんて面白いんだろう! 私はなんて幸せなんだろう!! 

と、彼女が来たことで、仕事取り組む自分への愛も深まっていることも、再確認できました。

自分自身も、彼女も「文句言ってる、いやだなぁ~」って、セッションの最初は思っていたのに、セッションが終わるころには、幸福感満載で、なんだか不思議でした。

潜在意識を活用したコーチングは、コーチのアドバイスはありません。なぜなら、クライアント自身が答えを持っており、ご自身が気が付くことで現実が動くからです。

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