仕事の山が終わり、いよいよ私の元に入ってきた彼女の本格教育が始まる話を書きます。
私の元に入ったからには、「仕事が楽しい」「面白い」と思うような仕事をしてほしい!と感じています。
これまでも同じように人を育ててきて、みんなそれぞれの部署で活躍中。彼女たちの活躍を見ていると、本当にうれしく思います。
育てがいが今まで以上にある彼女には、1つ1つ丁寧に説明が必要です。
潜在意識を活用したコーチングを学んでいてよかったなぁ。。。と思うのは、彼女が、仕事に対して「楽しくない」「苦しい」「体調が悪い」と訴えてくるのは、彼女自身が感じたいからだ、ということを前提に彼女と話ができることです。
昨日も「仕事の山が来る前は必ず胃腸が悪くなり、病院へ行って漢方病院にを処方してもらって仕事をしているんです。」と訴えていました。
私は、仕事も大切だけど、体調はもっと大切。 仕事の山が来るたびに病院にお世話になるのではなく、日ごろから体調を整えましょう。体調管理も社会人としての大切なこと、と話しました。
あるお客様からお叱りを受け「もう、心が折れそうです、仕事ができません。」と訴える彼女。
お客様は、あなた個人にクレームを言っているのではなく、会社のシステムに要望があるから、連絡をしてくださっている、「私が悪い。ごめんなさい。」ではなく「では、どうすれば、そのお客様が満足するか」を考えるようにしましょう。
「精神的に強くなりたい、体を強くしたい」 と 訴えるので、私は決めました。
体調が良くなるまで出張に連れて行かない、と。
出張に行きたくてもいけないメンバーが何人もいるのを知っているので、行きたい人を連れて行く方が、お互いとって良いこと尽くしです。
彼女にこの決断を伝えたら、
え? 大丈夫です。 薬もらっているし。 仕事だから行きます。
と訴えるのが想像できます。 しかし、体調が悪くなり現場で踏ん張れない人を連れていくほど、会社に余裕ない。現場は忙しいので、私がケアするのも限界があります。
彼女自身が「私って、ただの文句屋だわ。」と気づかない限り、彼女の体調は良くならないと感じています。
どの職場に行っても、どんな仕事をしても「文句屋」になるのかな?と思うと、ちょっと気の毒。
せっかく私の元に来たのだから、1つ1つ丁寧に「そう思いたいのはあなたですよね。」「あなた自身がそう感じたいのはなぜですか?」という言葉の向こう側に何を求めているのかを感じながら、彼女と接したいと思っています。
もしかしたら、彼女自身「かまってほしい」「可哀そがられたい」ことに、気が付いていないのかもしれないから。
自分自身が気が付いて、腑に落ちると現実が変わります。 潜在意識を活用したコーチングをしていて、クライアントが変わっていくお話を伺っていると、不思議だけど、現実に変化が起こっている、と感じます。
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