私の元に、できない後輩ちゃんが現れた理由が分かったので、書きます。

以前から、ブログに登場する、仕事ができないちゃん。
どのように仕事ができないのか…というと、 

1日7時間労働なのに、対応するお客様の社数が5社の日々。

本人に、仕事のスピード感をどう思っているのか聞くと、言い訳が多い。
言い訳が多い…ということは、「遅いこと」を本人は自覚しているのです。

3社の対応をお願いすると、1つ目を忘れてしまう…という感じで、こっちの魂が抜けそうです(苦笑)

木曜日、金曜日になると 体調が悪い…と言い出し、
休んでいいよ。というと 有休が少ないので取っておきます。頑張ります!と話し、数時間何もしない…(反応がない。)電話をすると、電話に出ない。。。汗

在宅勤務の中で、管理者として忙しく働いている皆様、
同じお悩みを抱えている方もいるでしょうか???

実は、同じチームの上長に相談するのも迷っていたのです。
 
彼は激務で売り上げ数字に対して集中すべし人だから。
余計な煩わしいことを話すより、何とか解決できないか、と。 

彼に相談する前に、同じ立場で後輩を指導している、別チームの3人に相談しました。
それぞれ、在宅勤務での管理方法や指導の仕方など 
悩みや工夫をしながら指導していることが分かりました。

〇〇さんも悩んでいると分かり、私だけではないと なんだか勇気が出ました。
とのこと。

管理する立場になると、それぞれ忙しく、相談はあんまりしなかったなぁ… 

在宅勤務が延長となり、社員同士のランチも外食もNG。 
オンラインランチする同僚もいるけど、よっぽど気心が知れていないと、誘うのもちょっとなぁ…と思ってしまいます。

上長に相談するか迷っているさなか、絶好の機会が訪れたのです!

その日、上長から
「〇〇さんの残業時間が多くなっています。」とメールが来ました。

私の残業時間が長くなっているのは、後輩の指導時間が長いからだっ! と訴えるべく
面談を申し出ました。

たまたま、その日は 上長も私も出社していたのです。

そしたら、彼の答えは明快でした。

【事実だけを伝える】

例えば、

・1時間1社の対応ではマズいよ
・このままじゃ、ついていけないよ
・さぼっていると解釈されちゃうよ

彼女が話す、言い訳や感情を聞くのではなく、
プロとして、最低でもここまでできないと、仕事にならないと伝える。

そうなのです。
上司に指摘されたように、私は結構聞いてしまうのです。 
彼女の気持ちに寄り添いたいと思うし、彼女がやる気を出してくれるように どうすればいいか考えています。

せっかく私の元に来てくれたのだから、楽しく仕事をしてほしい、
取りこぼしたくない、と思うのです。

上長曰く

やる気は、自発です。 
仕事が楽しいかどうか、感じるのも、彼女です。

あなたがいくら「どうすればやる気が出るか?楽しい仕事ができるか?」と考えて伝えても、彼女のやる気は出ません。
今までの4ヶ月そうやってきて、結果は変わってないでしょ?

彼女のやる気は、出ません。
彼女にとって、残念ながら、仕事=楽しくないこと なのです。
楽しく仕事したい、とも思っていない。

私は、「あんまり言い過ぎて、彼女が私に対して心のシャッターを閉めてもいけない。」と言うと、上長は

すでにシャッターは、閉まっています。
閉めることで、彼女は 自分が楽しい・心地いい場所を作っているのです。

いいですか、ここは学校ではありません。
彼女は新卒でもありません。

管理者として、結果が出せる人材に育てないといけないのです。
シャッターをぶち壊してください。

と、聞かれたときに、悩んでいた曇り空が一気に晴れたような、
スッキリ爽快な感情を得ました。

私が苦手としている

事実だけを、率直に伝える
結果に対してどん欲に取り組み、
時に、そのためにはドライにならないといけない。

それが、プロ同士の仕事です。
いい人でいてはいけないのです。

そう、プロ同士、気持ちよく仕事がしたい。
後輩、先輩に関係なく、同等でいたい。

私が考える仕事の原点を気付かせてくれるために、
後輩ちゃんはやってきたのです。

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